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ポーセラーツとは?

ポーセラーツとは?

世界に一つだけ!私のテーブルウエアをつくる

ポーセラーツとは?

真っ白な器を自由に彩って、世界に一つしかないあなただけのテーブルウエアをつくる
それがポーセラーツです。(ポーセラーツは、″ポーセリン磁器″と″アート芸術”を組み合わせた日本ヴォーグ社の造語です。)

シール感覚で使える転写紙、広範囲を彩れるスポンジング、本格的な絵付けができる上絵の具、ぐっと高級感が出る金彩など
様々な技法を駆使して、すきな器に自分好みの絵付けができるホビーです。

最初は、カンタンなのに本格的な絵付けが誰でもできる転写紙から始めていきます。

何より実際に使えるところが魅力的で、お子様体験会の後日談で一番多いのが「自分の作った器で食べるのがうれしいようで…食卓に自ら用意して待ってます(^^♪」といったお話です。子供も大人も、自分で作ったものが使える、または誰かに使ってもらえる。って嬉しいですよね!

使用する用具

転写紙のみで絵付けを行う場合は、①~⑦があればできます。
体験会では、すべての道具を貸出しいたしますので、手ぶらでいらしてください。
(入会後は、感染防止のため②~⑤はマイツールをご購入いただいております。)

①ティッシュペーパー(当サロンではキッチンペーパーを使用してます。)
②ハサミ(転写紙を細かく切ることができる先が細いものが理想的です。)
③スキージー(転写紙を貼る際に使用します。)
④ピンセット(転写紙を取り扱うときに使用します。)
⑤アートカッター(細かい作業に適したナイフです。)
⑥ポーセラーツクリーナー(白磁表面のほこりや油分を除去し、静電気を抑えます。)
⑦水入れ(100均で売っている平型の容器でも大丈夫です。)


上絵付やその他の技術に応じて、筆やコンパスカッター、スタビロ鉛筆など…多種多様の用具が必要になってきますが
最初からすべてそろえる必要はありません。作りたい作品が見えてきたら、少しずつ揃えていきましょう。
ちなみに…私は上絵付が大好きなので、筆は一回の絵付けに10本以上揃えておきます(笑)お気に入りはネイル用の『Nail Series 305』です!動物の毛並みを描くときに重宝します。

転写紙って?

シール感覚で使える絵付けのツールです。
色とりどりの花や、動物、人物などいろいろな柄があります。四季に合わせて新柄が毎年発売され、クリスマスやお雛様など行事の転写紙も充実しています。転写紙のカタログを見ているだけで「あんなの作ろう、こんなのもいいかな?」とあっという間に時間が過ぎてしまいます!

今はネットで手軽に入手できるのですが、あまり安価なものは印刷が荒かったり、厚くて貼りにくかったり、焼成後の色が悪かったり…おすすできません。サロンで注文するか、一度講師に相談してから購入するようにしましょう。
当サロンでは常時100種類以上の転写紙を取り揃えており、部分使用(500円前後)もできますのでご活用ください。

貼り方は…
図案を考え転写紙をカット→水につけ台紙が動くようになったら台紙ごと水から引き上げる→余分な水分をふき取り台紙を引き抜き→ワイプアウトツールで水分と空気を抜く

いくつかの注意点を抑えれば、初めてのポーセラーツでも誰でも作品が作れます。

白磁の選び方

磁器にはいろいろな種類があります。
温かみがある乳白色のボーンチャイナ
青みがかった白色が特徴のポーセリン
アイボリー色が美しいニューボーン
同じ転写紙を使用しても、それぞれの磁器によって色の出方が変わってきます。

また、「100均の器は使用できますか?」と聞かれるのですが、「使用できるものもあるが、オススメできません」と答えます。
理由は、まず100均や300均IKEAの磁器は焼にムラがあったり表面の滑らかさに難ありで転写紙が貼りにくく、うまく貼れたとしても焼成後にヒビが入ってしまったり、最悪は炉の中で割れたり溶けたりしてしまい炉がダメになってしまったとの事例も報告されています。
転写紙と同様に、サロンで購入するか一度講師にご相談ください。

ここだけの話…ニトリのボーンチャイナシリーズはお手頃価格なのに表面に凹凸がなく転写紙の色もきれいに出るので、私も自宅用はこのシリーズを使ったりしています。

絵の具

転写紙に無い柄や、自由に絵付けを楽しみたい方の絵付けツールです。
粉末状の上絵の具をメディウム(水性、油性、遅乾性、ペンワークオイルなど用途に合わせて使い分けます。)で練って使用するものや、あらかじめペースト状になっていて水で薄めて使用するイリス、色鉛筆のように使えるセラミックペンシル、金彩などがあります。

私は、粒子の細かさによって「色を出したいところ」「細かく書き込みたいところ」を分けて使用しています。
また、使用する絵の具によって下地処理が必要になるのですが、それも描く順によって変えています。

転写紙による絵付けと違い講師によって大きく差の出る部門かと思いますので、ぜひ作品などを見てあなたにぴったりの講師を見つけてください。

焼成

絵付けをした作品は、専用の電気炉で焼成することにより仕上がります。
使用した絵付け素材や使用した色、焼成回数によって焼成温度を変えます。適正温度で焼成しないとくすんでしまったり、黒くなってしまったり…せっかくの作品が台無しになってしまいます。一番緊張する作業なのですが、炉の扉を開ける瞬間は何にも替えがたいワクワク感があり、大好きな瞬間です。

焼成の温度
転写紙・・・750~820度
上絵の具・・・750~820度
金彩・・・650~800度

当サロンでできること

長文をお読みいただき、また当サロンのサイトにアクセスいただき
本当にありがとうございます!

当サロンでは、体験・子供の企画・転写紙による絵付け・本格的な上絵の具による絵付けまで
「こんなものを作ってみたい!」を叶えるサロンでありたいと思っております。

どんな素材を使って、何を彩り、どんな器に仕上げるのか?
一緒に考え、楽しいひと時を過ごしましょう!
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